埼玉県所沢市にある「ベルーナドーム(旧:西武ドーム/メットライフドーム)」は、自然の中に佇む独特な雰囲気の会場です。
屋根付きながら外気が通る構造で、“夏は暑く、冬は寒い”とも言われる場所。
でも、少し工夫をすればとても快適に楽しめます。
この記事では、アクセス・座席の見え方・ホテル・持ち物・帰りの混雑対策まで、大人女子の遠征にも役立つ情報をまとめました。
ベルーナドーム(西武ドーム)の基本情報

ベルーナドームはプロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地として知られる、約3万人収容の屋根付き球場です。
完全密閉ではなく、外気がそのまま入る半屋外スタイルが特徴。照明や音響の反響が少なく、ライブでは生音に近い臨場感を味わえる会場でもあります。

アクセス|主要駅からの行き方

最寄駅は「西武球場前駅」。
ライブ当日は臨時列車も増発されますが、帰りは大変混み合います。
早めの行動と、帰りのルートを事前にチェックしておきましょう。
電車でのアクセス
終演後は改札まで30〜40分待つこともあります。「下山口駅」まで徒歩15分で出ると比較的スムーズに乗車できることも。雨の日は足元が暗いのでライト付きスマホで安全を。
車でのアクセス
駐車場は台数が限られており、ライブ日は早朝から満車になることも。所沢駅・入間市駅周辺のコインパーキング+電車移動が現実的です。渋滞を避けたい場合は公共交通機関がおすすめ。
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座席と見え方|良席ポイントをチェック

ベルーナドームは楕円型で、アリーナ席・スタンド席ともに比較的コンパクト。
1塁側がメインステージ正面になるケースが多いです。
見え方はステージ構成によって変わりますが、全体的に「ドームの中でも近い」と感じる方が多い会場です。

参考:ベルーナドーム座席表
アリーナ席
フラットな床面のため、前列でない場合は双眼鏡必須。
特に後方エリアでは前の人の頭でステージが見えにくくなることも。防振タイプの8倍双眼鏡が使いやすいです。
スタンド席
スタンドは角度があり、後方でもステージ全体が見渡せます。照明やスクリーンがしっかり見えるため、全体演出を楽しみたい方にぴったり。
💡良席と言われる位置の目安
季節別の持ち物&天候対策

ベルーナドームは“半屋外”構造のため、天候や気温差に強く左右されます。特に夏と冬のライブは服装・持ち物対策が重要です。
夏ライブ(6〜8月)
冬ライブ(11〜2月)
共通の必需品
おすすめホテルエリア

会場周辺は宿泊施設が少ないため、所沢駅または池袋駅エリアに泊まるのが便利です。女性一人でも安心できるホテルを中心に紹介します。
① 所沢駅周辺(アクセス約25分)
② 池袋エリア(アクセス約50分)
帰りの混雑&時間配分

ライブ終演後は、西武球場前駅まで人の流れが止まるほどの混雑に。
改札を抜けるまで30〜40分待ちが目安です。焦らず時間に余裕を持って動くのが◎。
ベルーナドーム遠征前にチェックしたい|よくある質問Q&A

- Q雨の日は濡れますか?
- A
屋根はありますが、外気が入るため通路やスタンド端では雨が吹き込むことも。傘よりポンチョが便利です。
- Q寒さ・暑さ対策はどの程度必要?
- A
夏は湿気と熱気、冬は冷気が強いです。半屋外と考えて、季節ごとの防寒・暑さ対策をしっかりと。
- Q電波はつながりますか?
- A
ドーム内では混雑時に通信が不安定になることも。チケット表示や決済アプリは事前確認を。
- Q帰りのバスやタクシーは使えますか?
- A
終演後はタクシー待ちが長蛇になるため、電車利用が確実です。バスは便数が限られています。
まとめ|自然と音に包まれる“特別なドーム体験”を

ベルーナドーム(西武ドーム)は、他の都市型ドームにはない“開放感”と“自然の近さ”が魅力の会場です。森の中に響く音楽や歓声、夕暮れから夜にかけての空の色の変化――そのすべてがライブの一部のように感じられます。
確かに、アクセスや気候の面では少し不便に思うこともあるかもしれません。でも、その手間も含めて「ここでしか味わえない体験」。推しがステージに立つ姿を、この場所で見られる喜びは格別です。
この記事を参考に、アクセスや持ち物、防寒・暑さ対策をしっかり整えておけば、きっと心から楽しめるはず。
遠征のドキドキや不安が少しでも減って、あなたの“推し時間”がより素敵な思い出になりますように。


