埼玉県所沢市にある「ベルーナドーム(旧:西武ドーム/メットライフドーム)」は、自然の中に佇む独特な雰囲気の会場です。
屋根付きながら外気が通る構造で、“夏は暑く、冬は寒い”とも言われる場所。
でも、少し工夫をすればとても快適に楽しめます。
この記事では、アクセス・座席の見え方・ホテル・持ち物・帰りの混雑対策まで、大人女子の遠征にも役立つ情報をまとめました。
ベルーナドーム(西武ドーム)ってどんな会場?|基本情報と特徴

ベルーナドームはプロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地として知られる、約3万人収容の屋根付き球場です。
完全密閉ではなく、外気がそのまま入る半屋外スタイルが特徴。照明や音響の反響が少なく、ライブでは生音に近い臨場感を味わえる会場でもあります。

ベルーナドームへのアクセス|池袋・所沢からの行き方をやさしく解説

最寄駅は「西武球場前駅」。
ライブ当日は臨時列車も増発されますが、帰りは大変混み合います。
早めの行動と、帰りのルートを事前にチェックしておきましょう。
西武球場前駅から会場までのアクセス|混雑しやすい時間帯も紹介
西武球場前駅からベルーナドームまでは、徒歩2〜3分ほどの一本道で、とてもわかりやすいルートになっています。
ホームを出るとそのままドームへ続く通路があるため、初めてでも迷う心配はありません。
ただし ライブ当日は「時間帯による混雑差」がかなり大きい ので、少しだけ注意が必要です。
● 開場1時間前〜開演30分前は“最混雑”
・駅から会場までの通路がゆっくり歩く速度になる
・コンビニやトイレの列も伸びる
・ひとりだと歩幅が合わせづらく、ちょっと疲れやすい
● 比較的スムーズなのは“開場直後”
・グッズを買わない方や、ゆっくり参戦したい方は
開場時間(例:15:00開場なら15:00〜15:30)に到着がおすすめ
・道も空いていて、ゆったりした雰囲気で歩けます
● 雨の日・夏の昼公演は混雑が増しやすい
屋根のある通路が限られるため、天候に左右されやすいのがベルーナドームの特徴。
夏は“蒸し暑さ”もあるので、できるだけ早めの移動が安心です。
時間に余裕があれば、少し早めに駅へ着いて、
周辺のカフェでひと息つきながら向かうのもおすすめですよ☺️
電車でのアクセス|池袋・西武新宿・所沢からのルート
終演後は改札まで30〜40分待つこともあります。「下山口駅」まで徒歩15分で出ると比較的スムーズに乗車できることも。雨の日は足元が暗いのでライト付きスマホで安全を。
車で行く場合の注意点|駐車場・渋滞・シャトルバス情報
駐車場は台数が限られており、ライブ日は早朝から満車になることも。所沢駅・入間市駅周辺のコインパーキング+電車移動が現実的です。渋滞を避けたい場合は公共交通機関がおすすめ。
▶ 駐車場情報はこちら
ベルーナドームの座席と見え方|スタンド・アリーナの特徴

ベルーナドームは楕円型で、アリーナ席・スタンド席ともに比較的コンパクト。
1塁側がメインステージ正面になるケースが多いです。
見え方はステージ構成によって変わりますが、全体的に「ドームの中でも近い」と感じる方が多い会場です。

参考:ベルーナドーム座席表
席ごとの見え方を解説|双眼鏡は何倍がおすすめ?
アリーナ席
フラットな床面のため、前列でない場合は双眼鏡必須。
特に後方エリアでは前の人の頭でステージが見えにくくなることも。平坦なので「自分の前列の人の身長」に左右されやすいです。
表情を見るなら 8倍~10倍 がちょうど良い印象。
防振タイプの8倍双眼鏡が使いやすいですよ。

\使いやすい人気機種♪安定感が抜群です/
スタンド席
スタンドは角度があり、後方でもステージ全体が見渡せます。照明やスクリーンがしっかり見えるため、全体演出を楽しみたい方にぴったり。
距離があるので 10倍~12倍 が使いやすい♪特に外周・バクステが見やすい席も多いです。

\スタンド席の方は個人的には12倍がおすすめ♪/
💡良席と言われる位置の目安
ベルーナドームライブの持ち物リスト|季節別のおすすめも紹介

ベルーナドームは“半屋外”構造のため、天候や気温差に強く左右されます。特に夏と冬のライブは服装・持ち物対策が重要です。
【冬ライブ】寒さ対策・手袋・カイロなど(11〜2月)
ベルーナドームの冬は、とにかく冷えやすいのが特徴です。
屋根つきとはいえ外気が入りやすい構造のため、場所によっては “外とほぼ同じ気温” になることもあります。
特に スタンド後方・通路側・風が通るエリア は冷え込みが強く、
女性ひとり参戦の方でも安心して過ごせるように、しっかり防寒していくのがおすすめです。
\足用のカイロは特に必須!/
ライブ中は席からなかなか動けないので、シッカリ対策しましょう
【夏ライブ】暑さ・日焼け対策アイテム(6〜8月)
ベルーナドームは「屋根つき」ですが、夏はとにかく暑いことで有名です。
外気が入りやすい構造のため、“ドームなのに湿度が高い”“蒸し暑くて汗が止まらない”という声もよく聞かれます。
特に 7〜8月の昼公演は、外も中も体感温度がかなり上がりやすい ので、女性ひとり参戦でも安心できるように、しっかり暑さ対策をしておくと快適に過ごせます。
\ハンディファンは1つは持っていきましょう♪/
【基本】必須アイテム


ベルーナドーム周辺のおすすめホテル|女子ひとりでも安心

会場周辺は宿泊施設が少ないため、所沢駅または池袋駅エリアに泊まるのが便利です。女性一人でも安心できるホテルを中心に紹介します。
① 所沢・東村山エリア|駅近で安心のホテル(アクセス約25分)
② 池袋エリア|遠征女子に人気の宿を紹介(アクセス約50分)
ライブ後の帰り方|混雑回避のコツ&代替ルート

帰りの混雑ピークは?所沢方面・池袋方面の比較
ベルーナドームはライブ後の “帰りの混雑” がとても有名です。
理由はとてもシンプルで、駅(西武球場前)へ向かう導線がほぼ一本道+電車の本数が限られるため。
特に、公演が終わった直後はどちらの方面も混雑しますが、
所沢方面 と 池袋方面 では「混雑の質」が少し違います。
所沢方面(西武狭山線)
・利用者が多く、列が長くなりやすい
・ただし電車の回転は比較的早く、流れはスムーズ
・“満員だけど動く”というイメージ
池袋方面(西武池袋線)
・遠征組や帰宅ピークが重なりやすい
・特に土日夜公演は、所沢での乗り換えが混雑の山場
・女性ひとり参戦の方は、少し時間をずらすと安心感が大きい
最も混むタイミング
・終演直後〜終演後20分
(MC長めの公演だと、終電ギリギリになる人が一気に動きます)
混雑を避けたい人のコツ
公演の最後の挨拶を見終えて、 10〜15分ゆっくり座ってから動くとちょうど良いです。
グッズ売り場横のスペースで一度涼んでから移動するのも◎
少し歩いて混雑回避できるルート
ベルーナドームの良いところは、“少し歩くだけで混雑回避できるルート” が存在すること。
「駅が一本道で大混雑…」というイメージがありますが、実は工夫すれば快適に帰れます。
① 川沿いの歩道ルート(西武球場前 → 下山口方面)
・駅方向と反対に進み、下山口駅(西武狭山線)へ歩く方法
・徒歩約15〜20分で着く
・夜でも人が多く、女性ひとりでも比較的安心
・下山口から所沢方面へ乗り換え可能
→ 特に所沢駅へ戻りたい人に人気のルート
② 時間差退場(15~25分待つだけで別世界)
終演後すぐ動かず、ドーム内の売店・座席で休む。
15〜20分ずらすだけで駅前の混雑が大幅に減ります。
ホテルを比較手近くに取っている、遠征組にもとてもおすすめ♪
ベルーナドーム遠征前にチェックしたい|よくある質問Q&A

- Q雨の日は濡れますか?
- A
屋根はありますが、外気が入るため通路やスタンド端では雨が吹き込むことも。傘よりポンチョが便利です。
- Q寒さ・暑さ対策はどの程度必要?
- A
夏は湿気と熱気、冬は冷気が強いです。半屋外と考えて、季節ごとの防寒・暑さ対策をしっかりと。
- Q電波はつながりますか?
- A
ドーム内では混雑時に通信が不安定になることも。チケット表示や決済アプリは事前確認を。
- Q帰りのバスやタクシーは使えますか?
- A
終演後はタクシー待ちが長蛇になるため、電車利用が確実です。バスは便数が限られています。
まとめ|自然と音に包まれる“特別なドーム体験”を

ベルーナドーム(西武ドーム)は、他の都市型ドームにはない“開放感”と“自然の近さ”が魅力の会場です。森の中に響く音楽や歓声、夕暮れから夜にかけての空の色の変化――そのすべてがライブの一部のように感じられます。
確かに、アクセスや気候の面では少し不便に思うこともあるかもしれません。でも、その手間も含めて「ここでしか味わえない体験」。推しがステージに立つ姿を、この場所で見られる喜びは格別です。
この記事を参考に、アクセスや持ち物、防寒・暑さ対策をしっかり整えておけば、きっと心から楽しめるはず。
遠征のドキドキや不安が少しでも減って、あなたの“推し時間”がより素敵な思い出になりますように。









