ライブ遠征で北海道(主に札幌)に行く際に知っておきたい基本情報をまとめました。会場の特徴、アクセス方法、ホテル選びからライブ後に寄りたい観光・グルメスポットまで、実用情報をぎゅっと詰め込んでいます。
「推しに会うためなら、どこへでも行きたい!」そんな大人女子にとって、北海道遠征はちょっと特別な響き。でも、飛行機や雪の心配、距離の遠さなど、初心者には不安も多いですよね。
特に本州や九州に住んでいると、「北海道って遠いし、お金もかかりそう…」とつい躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。でも実は、事前にポイントを押さえておけば、思ったよりもスムーズに楽しめるんです。
無理せず、ゆるっと推しに会いに行ける遠征ガイドとして、お役立ていただけたら嬉しいです。
札幌の代表的なライブ会場

札幌ドーム
北海道最大級のイベント会場で、収容人数は約5万人。スタジアムクラスの公演に使われることが多く、アリーナ構成やセンターステージもよく見られます。地下鉄「福住駅」から徒歩10分ほどとアクセスも便利です。
ドーム型の会場は天候に左右されず、冬でも快適にライブが楽しめるのがポイント。遠征で心配な寒さも、屋内なら安心ですね。

真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
アリーナツアー規模(約1万人)でよく使用される会場。ステージとの距離が比較的近く、臨場感たっぷりです。最寄りの地下鉄「真駒内駅」からはシャトルバスが出ており、ライブ時は案内も充実しています。
冬場は雪景色の中でのライブが楽しめることもあり、思い出に残る体験になるはず。
北海きたえーる
こちらも1万人規模の会場で、地下鉄「豊平公園駅」直結というアクセスの良さが魅力。駅からほぼ雨にも雪にも濡れずにたどり着けるので、天候の変化が多い北海道ではありがたいポイントです。

本州・九州から北海道へのアクセス

飛行機での移動(おすすめ)
北海道遠征といえば、やはり飛行機が定番です。
- 東京(羽田)〜新千歳空港:約90分
- 大阪(伊丹・関空)〜新千歳:約2時間
- 福岡~新千歳:約2時間40分
LCC(格安航空)を利用すれば、片道1万円前後で予約できることもあり、早めの予約がおすすめ。
空港からは札幌市内まで、JR「快速エアポート」で約40分。乗り換えなしで札幌駅に着くので、土地勘がない方にもやさしいルートです。空港にはカフェやお土産ショップも充実しているので、帰りのフライトまでの時間も楽しめます。
新幹線+特急ルート
「飛行機はちょっと苦手…」という方には、新幹線+特急という選択肢も。
たとえば、仙台からは東北新幹線で「新函館北斗駅」まで約3時間、その後、特急「北斗」で札幌まで約3時間半と、計6時間半〜7時間程度の移動です。
時間はかかりますが、途中の景色を楽しんだり、本を読んだりと“旅そのもの”を楽しみたい方にはおすすめ。荷物の重さを気にせず移動できるのもポイントです。
季節別|北海道(札幌)の平均気温と服装の目安

❄️ 冬(12月〜2月)
■ 平均気温:約-3.6℃〜-0.9℃
■ 服装の目安:
・ダウンコートや厚手のコート
・ニット帽、手袋、マフラー
・防寒ブーツや滑り止め付きの靴

■ ワンポイント:
雪や路面凍結に備え、足元の安全対策も忘れずに。
建物内は暖房が効いているので、脱ぎ着しやすい服装が◎。
🌸 春(3月〜5月)
■ 平均気温:約0.6℃〜12.4℃
■ 服装の目安:
・厚手カーディガンや薄手のダウン
・トレンチコートやジャケット
・日中と朝晩の寒暖差に備えた重ね着

■ ワンポイント:
3月はまだ冬の装いがおすすめです。
4月でも雪が残ることも。5月に入ると春らしさが増すので、月ごとの調整がポイント。
🌞 夏(6月〜8月)
■ 平均気温:約16.7℃〜22.3℃
■ 服装の目安:
・半袖+カーディガンや薄手の長袖
・ワンピースや風通しの良いパンツスタイル
・日差し対策に帽子も◎

■ ワンポイント:
朝晩は意外と冷えるので、羽織れるアイテムを持っておくと安心。
冷房の効いた室内対策にも◎。
🍁 秋(9月〜11月)
■ 平均気温:約4.9℃〜18.1℃
■ 服装の目安:
・薄手のニットやセーター
・ジャケット、ストール、ブーツ
・重ね着しやすいアイテムが活躍

■ ワンポイント:
10月中旬から冷え込みが強くなり、11月には初雪の可能性も。秋でも防寒を意識して。
遠征におすすめのホテルエリア

札幌駅周辺
札幌市内で最も便利なエリアが札幌駅周辺。ライブ当日の移動時間を短縮したい方にぴったりです。ショッピングモール、飲食店、ドラッグストアも揃っており、1泊2日の遠征でも快適に過ごせます。
また、札幌駅直結のホテルも多く、雪や雨の日でも安心。荷物が多いライブ遠征では、エレベーター完備のホテルを選ぶとストレスも軽減されます。
迷った場合は、とりあえず札幌駅周辺を選べば間違いありません。
中島公園エリア
「せっかくの遠征だから、ちょっとゆったり過ごしたい」という方には中島公園周辺がおすすめ。自然が多く、散策にもぴったりなエリアで、落ち着いた滞在が叶います。
駅近ホテルも多く、地下鉄で札幌ドームや中心街へもアクセスしやすいため、機能性もばっちりです。
すすきの・豊平公園周辺
ライブ終わりに“夜の札幌”を楽しみたい方はすすきのエリアが最適。おしゃれなカフェやレトロ喫茶、北海道グルメの飲食店が立ち並び、余韻にひたりながら一日を締めくくれます。
また、きたえーるに行く場合は「豊平公園」駅周辺も便利。駅から徒歩すぐのホテルもあるので、スムーズな移動を重視したい方に◎です。
ライブ前後に立ち寄りたい観光&グルメ

札幌観光の定番スポット
▶大通公園
大通公園は札幌中心部を東西に貫く緑豊かな都市公園。季節ごとに花壇やイルミネーションが楽しめ、屋台やイベントも多数開催。ライブ前後の散策にぴったりです。

▶札幌市時計台
札幌時計台は、明治時代に建てられた北海道の歴史的建造物。赤い屋根と白い壁が特徴で、レトロな雰囲気が魅力。写真映えスポットとしても人気です。

▶羊ヶ丘展望台
羊ヶ丘展望台は、札幌市内からアクセスしやすい絶景スポット。
Boys be ambitious!(少年よ、大志を抱け)で有名なクラーク博士像と広がる草原が名物で、北海道らしい風景が楽しめます。記念撮影にもおすすめです。

どのスポットも市内中心部からアクセスしやすく、ライブ前のちょっとした時間や帰りの空き時間にも立ち寄りやすいのが魅力です。特に大通公園では、季節ごとのイベント(雪まつり・ビアガーデンなど)が開催されていることもあり、旅の楽しみが広がります。
推し活にぴったりなカフェ&スイーツ
- 六花亭札幌本店:2階カフェで限定スイーツを堪能。手土産探しにも◎
- ミンガスコーヒー:レトロで落ち着く空間。ひとりでも入りやすい隠れ家的カフェ。
- サッポロファクトリー:カフェ・雑貨・映画館などが揃う複合施設で、推しグッズの撮影にもぴったり。
ライブの余韻を感じながら、おしゃれな空間で過ごす“ひとり時間”は、遠征ならではのご褒美時間。SNS映えする写真を撮るのも楽しいですよ♪
遠征時の持ち物・服装の注意点

季節ごとの気温対策を忘れずに
北海道の天候は変わりやすく、特に秋冬は本州より一足早く寒くなります。
冬の遠征ではヒートテック・ダウン・手袋・マフラーなどの防寒対策は必須。雪道に慣れていない方は、滑り止め付きの靴を選びましょう。
夏でも朝晩はひんやりとすることがあるため、薄手の羽織りが1枚あると安心です。
あると便利な持ち物
- モバイルバッテリー(写真やチケット表示で消耗しやすい)
- カイロ(冬は複数枚持参がおすすめ)
- 小さめのショルダーバッグ(混雑対策)
- 替えのマスク、ハンドクリーム(乾燥&防寒対策)
「これ持ってきてよかった〜」と思えるアイテムをあらかじめ準備しておくと、当日の安心感が段違いです。
思い出”になる遠征を…

北海道ライブ遠征は、少し距離がある分だけ特別感がある推し活体験。アクセス・宿泊・観光・持ち物など、事前にチェックしておくことで、落ち着いて楽しめる時間になります。
この記事が、あなたの「推しに会いに行く旅」の参考になれば嬉しいです。準備も含めて、すべてが“思い出”になる遠征を、ぜひゆるっと楽しんでくださいね。