「制作開放席」って聞いたことありますか？
実はこれ、ライブチケットが“落選したあと”にもらえる、最後のチャンスなんです。
実は、ファンクラブや一般販売でチケットが取れなかった人にも、“制作開放席”というラストチャンスが届くことが。
この記事では、「制作開放席ってなに？」「どうやって当たるの？」「見え方や座席ってどうなの？」といった疑問に、その仕組み・申し込み方法・当選メールのタイミングまで、初心者の方にもわかりやすくやさしく解説します。
焦らず、ゆるっとチェックして、推しに会えるチャンスを一緒につかみましょう♪
制作開放席とは？その意味と仕組み
「ファンクラブも一般販売もダメだった…」
そんなときに届くのが、“制作開放席”のご案内メール。
制作開放席（せいさくかいほうせき）とは、公演のステージセットや機材の配置が確定した後、追加で解放される座席のこと。
安全面や視界の関係から販売を見送っていた席が、「やっぱり販売できそう」と判断されたタイミングで抽選対象になる、いわば復活のラストチャンスです。
座席の場所は、ステージのサイドや後方、機材付近など様々。
視界が少し悪い“見切れ席”の可能性もありますが、逆に「意外と近くて見やすかった！」という“神席”のこともありますよ◎
制作開放席の当選連絡はいつ来るの？
制作開放席のメールは、公演の3〜前日に届くことが多いです。
とくに「平日の夕方〜夜」や「土日の午前〜昼頃」に届く傾向があります。
件名は「◯◯（グループ名）◯◯公演に関するご案内」など、少しあいまいなことも多く、見逃さないよう注意が必要。
迷惑メールフォルダに入ることもあるため、事前にドメイン指定受信をしておくのがおすすめです。
制作開放の倍率はどれくらい？
制作開放の倍率は公式に発表されていませんが、ファンの体感では「復活当選よりは当たりやすい」と言われています。
理由は、制作開放席は見切れ席や機材席などの“調整後に出る枠”で、数十〜数百席単位で用意されることがあるからです。
ただし申込対象は「落選者全員」。競争相手はかなり多いため、決して簡単に当たるわけではありません。アーティストによっては、会場のある都道府県の方が当たりやすいともいわれています。
公演や会場規模によっても差があり、
といった傾向があります。
💡 復活当選と制作開放の違い
復活当選は“もともと一般席に戻された分”で倍率は低め。制作開放は“調整後に確保できた見切れ席”で当選数はやや多め。
どちらも狙えるチャンスなので、諦めずに応募しておくのが安心です。
申し込み方法と注意点｜当選メールが来たらどうする？申込みの流れ
メール本文には、制作開放席に申し込むためのURLが記載されています。
そこから、案内された期限内にエントリーする流れです。
申込み期限は当日中や翌日午前までなど、かなり短めなので、見つけたらすぐに行動しましょう。
申込から当日までの流れは以下のようになります：
- メールに記載された受付サイトにアクセス
- 必要事項を入力して申込み
- 当選した場合のみ、後日「チケット発券の案内」メールが届く
- クレジットカードで即時決済（キャンセル不可）
なお、同行者ありで申込みできるかは公演によって異なり、ほとんどは「1枚のみ」が基本となっています。
見え方や座席の特徴｜当たり外れはある？
制作開放席は、ステージの横や後方、花道のすぐそばなど、特殊な位置にあることが多いです。
そのため、
といったデメリットもありますが、
反対に「近すぎて感動した！」「ファンサもらえた！」という声も少なくありません。
期待しすぎず、それでもチャンスがあることに感謝する気持ちで挑むのが◎
制作開放席は当たりやすい人がいる？
SNSでは「地方公演が狙い目」「誕生日近いと当たった」など、いろんな噂がありますが、公式には条件は非公開。
とはいえ、傾向として…
など、ファンの間で語られている“都市伝説”的な傾向はあります。
信じるかどうかは人それぞれですが、「何かのご縁で来た！」という運命を信じてみるのも◎
SNSでのリアルな声も参考にしよう
X（旧Twitter）などで「制作開放席 当たった」などと検索すると、座席の場所や見え方についての体験談がたくさん出てきます。
こうしたリアルな声を事前にチェックしておくことで、心構えも整いやすくなりますよ。
どんな公演で制作開放席が出やすいの？
制作開放席が出やすいのは、以下のような条件が揃っているときです：
ただし、公演によっては一切出ないこともあるため、あくまで参考程度に。
ステージサイド席との違いは？
制作開放席と似たワードに「ステージサイド席」がありますが、これは事前に販売されることが多く、位置も明確に説明されています。
一方、制作開放席はどこになるか事前にわからないのが特徴。
つまり「座席の条件が不明」な分、チャンスはあるけど、当たり外れも大きいということです。
制作開放でも落選したら？
制作開放で落選してしまうと、とても残念な気持ちになりますよね…。
でも、そこで終わりではありません。まだ推しに会えるチャンスや、ライブを楽しむ方法は残っています。
- 一般販売をチェック：プレイガイド（チケットぴあ・ローチケなど）での一般発売は、わずかな席数ですが毎回用意されています。発売開始と同時に動けるように準備しましょう。
- ライブビューイング：映画館で生中継される公演を体験できる方法。会場の熱気を映像と音響で感じられます。
- 配信ライブ：近年は有料配信も増えていて、自宅で推しを応援する選択肢も広がっています。
また、次回以降に備えて、復活当選やチケットが取れなかった時の選択肢まとめも確認しておくと安心です。
落選のたびに落ち込むのは自然なこと。でも「今回はご縁がなかった」と切り替えて、次のチャンスにつなげていきましょう。
制作開放席でよくある質問Q&A｜当選メールから当日の流れまで
- Q制作開放席の抽選に条件はある？
- A
基本的には「落選者の中からランダム抽選」が多いとされています。
- Qチケット代は？普通の席と同じ？
- A
正規のチケットと同額の場合がほとんどですが、座席によってはやや安く設定されていることもあります。
- Q誰にメールが来るの？申込み条件は？
- A
通常は落選者の中から一部の人にメールで案内が届きます（※必ず届くわけではありません）。
案内が来た人だけが、再申し込み＆抽選の対象になります。
- Q制作開放席のメールはいつ届く？
- A
公演の3〜5日前ごろに届くことが多く、午後〜夕方の時間帯に配信されることが多いです。
迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので、直前までこまめなチェックを！
- Q申し込んだのに落選することもある？
- A
はい、案内メールが届いた後も、応募多数の場合は再抽選が行われます。
そのため「案内メールが来た＝当選」ではない点に注意しましょう。
- Q制作開放って本当に当たるの？
- A
当選枠は数十〜数百席規模とされますが、申込者は数万人規模になることもあります。そのため倍率は高めですが、応募しなければゼロ。当たれば奇跡、くらいの気持ちで申し込みましょう。
- Q支払い・キャンセルはできる？
- A
基本的に当選後のキャンセルはできません。
案内メールに記載の支払期限内に決済を済ませる必要があります。コンビニ／クレジットなど選べる場合もあります。
- Q制作開放席が当たったら、会場でなにか特別な注意が必要？
- A
特別な対応はありませんが、見切れの可能性や案内スタッフの誘導に従う必要がある場合があります。
- Q見切れ席はどれくらい見づらいの？
- A
会場やステージ構成次第ですが、モニターが見づらかったり、演出が一部見切れることがあります。ただし生の空気感を味わえる貴重なチャンスです。
- Q制作開放でも落選したら、もうチャンスはない？
- A
一般販売・ライブビューイング・配信など、最後まで選択肢は残されています。
最後まであきらめない人に届くご褒美
「落選したから、もう無理かも…」と感じている方へ。
制作開放席は、最後まであきらめずに推しを応援し続ける人に届く“ご褒美”のような存在です。
当選の確約はできないけれど、こまめなメールチェックやSNS情報の確認など、できることをしておくことが何より大切。
きっと、あなたの想いが届く日が来ますように──
焦らず、ゆるっと、心を整えて待っていてくださいね。
