「リセールって何?転売とどう違うの?」
ライブチケットが取れたのに、どうしても行けなくなってしまうことってありますよね。
そんな時に使えるのが「公式リセール」という仕組みです。
でも初心者にとっては、やり方やルールがわかりにくいもの。「安全なの?」「違反にならない?」と不安に感じる方も多いはず。
この記事では、リセールの基本から、安心して使えるサービスの選び方、出品や購入の流れまでをやさしく解説します。
推し活初心者の方でも、安心して使えるよう丁寧にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ライブチケットの「リセール」とは?初心者向けに基本を解説

「リセール」とは、ライブなどのイベントチケットを「定価で再販」できる仕組みのこと。
急に行けなくなった人が、公式の仕組みを通じて他のファンにチケットを譲ることができます。
ここで重要なのが、“公式”という点。
いわゆる「チケット転売」とは異なり、リセールは本人確認や定価制限などがあり、ルールに沿って安全にやり取りされるのが特徴です。
リセール=“公式の安心な譲渡”制度
ライブチケットの世界では、以前から「譲ってください」「チケット余ってます」という個人間のやりとりがSNSなどで行われてきました。
でも、それにはトラブルもつきもの。お金だけ受け取ってチケットが届かない、座席の情報が違った…なんて話もよく聞きます。
そんな中、安心してチケットをやり取りできる手段として登場したのが「公式リセール」です。
主催者やプレイガイドが運営しているため、本人確認や定価販売などのルールがしっかりしていて、
出品者・購入者のどちらにとっても安心して使える仕組みなんです。
リセールでチケットを出す側のメリット
「せっかく当選したチケットだけど、体調が悪くなった」「仕事で行けなくなってしまった」
そんなときでも、誰かがそのチケットで楽しんでくれると思うと、少しホッとしますよね。
リセールでチケットを買う側のメリット
公式リセールは「抽選」で行われる場合と「先着順」の場合があり、公平性の高い仕組みとなっています。
たとえば、NissyはAnyPassを通して、LDHはticketbookを通して、ファンクラブ内や公式リセールが活用されており、2024年に行われた公演でも使われています。
リセールと「転売」や「譲渡」はどう違うの?

「リセールと譲渡ってどう違うの?」「転売になると違法なのでは?」と感じる方も多いかもしれません。
簡単に言うと、
という違いがあります。
とくに気をつけたいのは「定価以上での売買」や「SNSでの不透明なやりとり」。
これらはトラブルの原因になるだけでなく、最悪の場合、法律違反となることもあります。
実際にどうやるの?チケットリセールのやり方

リセールの利用方法は、基本的に「出品する人」と「購入する人」で異なりますが、どちらもとてもシンプルです。
① 出品する場合(チケットを譲る側)
- チケットを購入したサービスの「マイページ」や、公式が発表するサイトURLからリセールを申請
- 内容や注意事項を確認して出品手続きをする
- 購入希望者が現れたら成立(成立しなければチケットは自分のまま)
※一部の公演ではリセール受付期間が限られているため、早めの判断が大切です。
※また、必ず公式リセールが行われる場合は、発表があるはずなので発表を待ちましょう。
② 購入する場合(チケットを譲り受ける側)
- リセールを実施しているサイトで公演を検索
- リセール受付が始まったら申し込む(抽選または先着)
- 当選・購入できたら、電子チケットや郵送で受け取る
※購入後でも、本人確認がある場合は会場で身分証明書の提示が必要です。
主な公式リセール対応サービス

チケットリセールは、以下のような「公式または認証済みのサービス」で行うのが安心です。
アーティストや事務所により、利用サイトが違うので気をつけてくださいね。
また、それぞれ利用には「会員登録」や「顔写真付き本人確認」が必要な場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
初心者が気になる!よくあるQ&A

- Qリセールって定価でしか売れないの?
- A
はい。公式リセールは原則「定価+手数料」までしか設定できません。これにより高額転売を防いでいます。
- Q友達にチケットを譲るのはOK?
- A
公演によりますが、本人確認がある場合は不可となることが多いです。
「同行者変更」制度があれば公式の範囲で対応可能なこともあります。
- QSNSで見かけた「譲ります」は使っても大丈夫?
- A
おすすめしません!
詐欺やトラブルのリスクが高く、チケット不正転売禁止法に触れるケースもあります。
- Qリセールっていつから始まるの?
- A
公演によって異なりますが、一般的には「公演日の1~2週間前から」始まることが多いです。ファンクラブ内先行に限って行われることもあります。
安心して推し活を続けるために

チケットリセールは、「急に行けなくなった」「もう一度チャンスがほしい」
そんな推し活女子にとって、とてもありがたい仕組みです。
とくに公式リセールを利用すれば、ルールに則った形で安心してチケットをやり取りすることができます。
私も一度行った公演の地方公演に、もむ一度参戦したくなり公式リセールを利用したことがあります。
「譲る」側も「譲り受ける」側も、正しい情報と方法を知っておくことで、より楽しく、トラブルのない推し活を続けていけるはず。
ぜひ今回の内容を参考に、無理せず、自分のペースで推し活を楽しんでくださいね♪